私は、熊本に国見山大国寺熊本別院を設立致して居ります。
　熊本は九州の中心部の地で、大日如来様でいうと、胎臓界を表します。胎臓界とは、大日如来様のお腹の中を表し、慈悲の意味です。
　私は毎月、熊本別院に出張して居りますが、御弟子様達や信者さん達も大変一心で、御参りに来られます。
　その為か、色々な事に奇跡が生じて居ります。
　それは、真言密教で、三力加持と言いまして、自分が一生懸命に、仏様にすがる心、また仏様が救うパワー、そして宇宙のパワーが一つになると生じるのです。
　最近、医療ミスや犯罪、自殺が多くなり、このままで行くと、ますます生きにくくなるのです。
　今こそ真言密教で安心して、生きなければなりません。
　なぜ、真言密教は安心して生きられるかと言うと、自分が真実を求め知る事が出来る教えと、全てにパワーを下さる仏様が、居られるからです。
　また熊本は、河内に岩戸観音様が居られます。石体四面の観音様といって、馬頭観音様が御本尊です。
　ここには、弘法大師様の作の不動明王堂があり、宮本武蔵が『五輪書』を1643年に書いた場所です。
　武蔵が静かに波乱の生涯を振り返り、剣の道をまとめ上げるには絶好の場所だったのです。
　この様に国見山大国寺熊本別院は本当に奇跡が生じる所です。